PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

2014ヨーロッパ・カーオブザイヤー プジョー308の実力 <クルマ研究室>

IMG_1270.jpg

RCZ号の車検の代車でやってきたのは、プジョー・ニュー308・アリュール。
2014年のヨーロッパカーオブザイヤーを受賞して、1.2リッターの3気筒ダウンサイジングターボエンジンは、2015年エンジンオブザイヤーを受賞という、遅れてやってきたゴルフキラーです。

IMG_1272.jpg
 
外観は、おしゃれで丸みのあるゴルフ。
切れ長のデイタイムライトや複雑に切れ込んだデザインのテールランプ、クロームで縁取られたシックなウィンドウグラフィックなど、機能一点張りのゴルフとは違い芸術点をがんばったデザイン。
洗車するのが楽しいのはこっちです。

IMG_1296.jpg
 
ドアハンドルを引くと「フッ」っと高級感たっぷりの感触でドアが開きます。これはすごい。
閉める音も「ボフッ」っと上出来、普通に見えるウェザースリップなのによくチューニングしてあります。

IMG_1273.jpg
 
もはやアウディ並みのクオリティだと評判のインテリア、十分な厚みでしっかりと体を包んでくれるシートに、質感の高い立体的な造形のドアパネル、アルミ風加飾とブラックを基調にしたセンターコンソール、ちょっとランボルギーニ風のスペイシーなダッシュボード周りなど、先代までのプラスティッキーな風合いとは別物のクオリティ感です。

IMG_1284.jpg
 
ウィンドウ面積が狭めなので、ゴルフよりもタイト感の強い室内ですが、アリュールに装備された、天井全面に渡るガラスルーフのシェイドを開ければ、一転、まるでオープンカーのような開放感です。

IMG_1283.jpg 
 
このクルマも超小径ステアリングの上からメーターを覗くという、208以来の独特のドライブ環境。 
手足を伸ばしたポジションが取れる分、208ほどの違和感ではありませんが、やはりゲームのコントローラーのようで、ステアリング操作に自信が持てません。
 
メーターは左にスピード、右にタコ、それが逆回りする上に、デザインコンシャスな細かい数字で書かれているので、老眼のおやじには、かいもく読めません。 RCZもそうですが、プジョー的には、メーターは計器というよりファッションです。

IMG_1305.jpg
 
空調、オーディオ、カーナビ、燃費などの各種データの表示などの操作は、センターコンソールに配置された液晶パネルのタッチ操作で行います。
これ見た目は、かっこいいんですが、いざ使うとなるとブラインド操作は一切ムリ。
メニューから必要な機能を呼び出して、一つづつ目で確認してタッチしなければならず、エアコンをつけるだけで脇見運転になりそうなインターフェイスです。

IMG_1275.jpg

さように運転環境は、デザイン優先。ドイツ人には理解できない芸風でしょうが、正しいのと楽しいのと、どっちが好きかって好みの問題ですね。

 
さて、スタートボタンで目覚めた1.2リッター3気筒ターボエンジンは、ほぼ無音。 遠くでかすかに気配がするだけで、振動もなく洗練されています。 
良くできた「普通」の6ATと相まって、いたってスムーズに走りだすと、ダウンサイジングターボ独特のず太い低速トルクに乗って、2000rpm以下でぽんぽんとシフトアップしていきます。
エンジン音はほとんど聞こえず、エンジンの小さなサイズを意識することも全くありません。
こりゃよくできてる。

IMG_1290.jpg
 
街中から120km/hくらいまでは、1.2リッターを全く意識することもなく、静かでプレミアム感いっぱいのCセグハッチバック、燃費計も15~20km/Lを指していて、カーオブザイヤー受賞も納得の出来栄えです。 
でも、調子に乗ってその先でアクセルを踏んでいくと、やはり1.2リッター、その先はありません。

IMG_1295.jpg
 
ボディの遮音性能がとても高く周りの世界からは隔離されたようで、低回転を保つエンジンと相まって静粛性は抜群。 ロードノイズもこのクラスとしては良く抑えられていて、誰でもこりゃ静かなクルマだと感心すると思います。
足回りは、225/50R・17というタイヤサイズを感じさせないしなやかさで、突き上げ感もなく快適そのもの。 柔らかくストロークしてギャップも上手にいなし、しかもとっても静か。 街中での走りの質感は、間違いなくトップクラスです。
 
IMG_1298.jpg

一方、新しいプラットフォームのわりには、ボディにはそれほどの剛性感は感じられず、広大なガラスルーフの影響かもしれませんが、斜めに歩道を出入りするような場面では、どこかがキシッと音を立てますし、高速走行ではフロアから常に路面の振動を感じるなど、フランス人の考えるボディ剛性とドイツ人の考えるそれとは、ビミョーに隔たりがあるようです。
 
コーナーではハンドルの舵角にそって、素直にノーズが入っていき、そこそこのところまで4輪で踏ん張って曲がって行きます。 
どこまで行けるか限界が分かりにくいところはRCZ同様、まあそんな運転をするクルマじゃあありませんけどね。

IMG_1288.jpg
 
センターコンソールのスポーツモードボタンを押すと、メーター表示が赤く変わり、足元からは「ボロボロ」と派手なエキゾーストノートが聴こえだして、やる気モード。 
ハンドルははっきりと重くなって、少しのアクセルの開度でもグワッとパワーが立ち上がるセッティングに早変わり。 
ボタン一つで「GTI」に変身するわけですが、たぶん最初だけでじきに使わなくなるギミックでしょうから、ここにお金をかけなくってもよかったかなと思います。

IMG_1306.jpg
 
デザインは中も外もフランスのエスプリたっぷりでクリティ感も十分、操作性は超小径ハンドルやタッチパネル操作など、ダメな人にはダメ? 
街乗りプラスαには十分なパワーと抜群の静粛性。足回りは、柔らかでも踏ん張りもきくフランス車のイメージどおり。

道具としての隙のなさ、減点の少なさならばやはりゴルフがナンバーワンだと思いますが、あれにはどうにも愛情がわかない、おしゃれで良くできたクルマはありませんかって方には、有力なオルタナティブだと思います。




 荻窪生活研究所
  IMG_1299.jpg 

スポンサーサイト

| クルマ研究室 | 00:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ogikuboseikatsu.blog14.fc2.com/tb.php/613-a19cde26

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。