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カートリッジの傾きは正直だ  <オーディオ研究室>

IMG_2924.jpg

このところ順調にクオリティアップしている研究所のアナログプレーヤーですが、何かしっくりこない。

土台を変えて、ロクサンのRMAT-7に替えて空間の透明感や静寂感は素晴らしいし、細かい解像度が上がり音数が増え、楽器やヴォーカルの輪郭がはっきりとして音像が浮かび上がるようで、以前に比べたら相当レベルアップしているんですが、どこかが昔聴いた記憶にある音に達していないというか、足りない部分があるように思えてすっきりしません。  

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針圧をこまめに変えて試してもダメ、インサイドフォースキャンセラーも問題なし、ケーブル周りの接続も問題なし、ターンテーブルの水平は・・・問題なし、ヘッドシェルのアームへの取り付けもオッケイ。
カートリッジの水平は・・・・あれ?前下がり? ヘッドシェルに乗せた水準器が前下がり、つまりアームの高さが高すぎることを示しています。  何でだ? いじってないのに。

IMG_2920.jpg

そこで気づいたんですが、RMAT-5を使っていた時には、その下にトーレンスのコルク+ゴム系のドーナツ状のシートを重ねて敷いていました、厚さが1,5mm。 これを重ねると解像度が若干後退するものの、ヴォーカルがぐっと生々しくなるんですね不思議と。
RMAT-7ではこれがなくても十分生命感が感じられるので、外したことを忘れていたわけです。

忘れたといえ1,5mmでそんなに変わるのか?と半信半疑でアームの高さを調整し、カートリッジの水平をしっかり確認して聴き直すと、そうそう!これだよこれ! このピントの合った感じ、ギターもピアノもドラムもヴォーカルも、みんなピントがあって背景から浮き出る3Dな定位! これが欲しかったんですよ。

IMG_2935.jpg

それにしても、たったの1,5mm恐るべし! カートリッジって正に精密機械。
今回は前後方向がずれていたわけですが、前後も左右も、カートリッジは、ヘッドシェルの部分でしっかりと水平をとらなきゃいけませんね。 

ヘッドシェルをチャックでねじ止めするユニバーサルタイプのアームでは、ヘッドシェルのガイドバー(首の部分の突起)を固定するチャックの精度が構造上100%とはいかず、締め方によって左右はもちろん前後にも多少傾いて固定されることがあります。 
いくらアームの水平を出しても、首が曲がっている、斜めにずれて止まるってことが起こりますから、ヘッドシェルに直接水準器を載せての、前後左右の傾き調整が欠かせません。

水準器を載せたまま落とすとカンチレバーを曲げかねませんから、ブチッブチッと音を聴きながら注意深い作業になりますが。

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左右の傾き、アジマスといいますがこれがずれていると音像のセンターが左右にずれたり、音場の水平が斜めに聴こえたりして、落ち着いて聴いていられません。 アジマス調整のできないアームでは、左右の傾きを調整できるヘッドシェルを用意することになりますね。

前後、つまりカートリッジの高さが水平でないと、音像の解像度、輪郭の鮮明さ、浮き上がり感が鈍ります。 よくアームは、お尻が上がり気味がいいとか、下がり気味がいいとかいう方がいますが、それは多分、ハイ上がりとか低音が豊かになるとか言った好みの問題で、解像度の点ではカートリッジが水平というのがテッパンだと思います。

IMG_2919.jpg

いやはやアナログレコードは、奥が深い。 
こんな事の繰り返しじゃなかなか音楽を楽しむところまで行きませんが、今日のところは1,5mmを聴き分けた自分の耳をほめてやります。







 荻窪生活研究所  DSC00777.jpg 


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