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スパイク!スパイク!スパイク! <オーディオ研究室>

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久々のオーディオ研究室、今日のお題は「スパイク」。
いきなりですが、オーディオの秘訣は「制振」です。 アンプやプレーヤー自体の制振にしても、ケーブルやコンセントなどを工夫する「電流の制振」も、オーディオ回路によけいな信号を持ち込まないための、なくてはならないチューニングであります。

今回新たに、アイソレーショントランスの制振をしたところ、想像以上に奥行き感が改善されてビックリするやら、うれしいやらの所長であります。


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何にも演奏してないトランスを制振したら、見事にサウンドステージが広がりました。オーディオは奥が深い・・・ インアクースティックの円錐スパイク+銅/アルミの受け台



そもそも音楽信号なるものは、回路やケーブルの中の電圧や電流、つまり電荷の圧力の振動に他なりません。 回路やケーブルがゆれれば、その中の電荷の圧力も震えるわけで、これが音を曇らせたり、きつい刺激音に変えたりする、いわば付帯音の元凶のひとつであります。

70年代のアナログオーディオ全盛期には、制振といえばインシュレーター。
ゴムなどの柔らかい素材に振動を吸収させるというアプローチが主流でしたから、レコードプレーヤーの足なんかには、必ずそういうやつが付いてましたよね。
念入りに作りこまれたゴム製インシュレーターは、今でも立派に制振をしてくれますが、一方、現在の主流は、すっかり「スパイク」に移っています。

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DENONのプレーヤーは、スパイクで浮かしたボードに載せることに。 はっきりと解像度が上がりました。  プレーヤーの足を直接スパイクに変えると、意外に生命感のない、つまらない音になってしまったから、このプレーヤーは、ゴム足込みで音を追い込んであるんでしょう。 そうそう、みなさんアクリルカバーは間違っても閉めないで。制振の努力を台無しにするほどの悪影響です。



スパイクは、接触点を小さくすることで接触面積当たりの重量を大きくして振動を抑えよう、効率よく熱エネルギーに変えてしまおう、というもので、とても理にかなっていて、効果もはっきりと現れます。

ショップには、目移りするほどいろんな素材で作られたスパイクが並んでいて、値段もピンからキリまで。 
貸してもらって試すわけにはいかないので、エイや!のギャンブルになるわけですが、オーディオのこういうところ、何とかなんないもんですかねぇ?

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ケーブルで有名なMonitor社改め、インアクースティック社がリリースするスパイク。 このとがったタイプとトランスで使っている円錐タイプの2種類で、4個セット4000円ほど。 先端だけネジで回って高さ調整が出来ます。 この受け台は真ちゅう/マグネシウム。



さて、安くあげるなら、東急ハンズで売っている真ちゅうやアルミ、鉄製などの三角錐、直径3cmほどで、ひとつ500円~1000円ほどですね。
安いから音が悪い ってことはありませんから、ご安心を。

両面テープでオーディオ機器の足に貼り付けてスパイクにするわけですが、受け台も同じ売り場で売っている、アルミ、真ちゅう、銅、鉄など各種金属の輪切りがぴったり。300円~500円くらいです。 受けのくぼみがなくっても、とくに不自由はありません。

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アンプの足は、J1プロジェクトのステンレスチップとハイポリマーの複合スパイクと受け台。 アンプやプレーヤーに使っているスパイクを入れ替えても、どっちのせいなのかが分からないのが困りもので、全部の組み合わせを試せずにいます。 もちろん、じか置きとは比べ物になりません。



当然素材によって音も変わりますから、またここで悩むわけですが、スパイク側には、つぶれにくい鉄か真ちゅう、受け台には、銅か真ちゅうといった組み合わせがオーソドックスです。

スパイクと受け台は同一素材ではなく、減衰特性のちがう異素材の組み合わせが、スッキリとした制振につながるようです。
ですからもうひと工夫して、受け台も銅だけ、真ちゅうだけというより、アルミと銅、真ちゅうとマグネシウムといった二枚重ねで使うと、より効果的に思います。

最近、優れた減衰特性で注目されているのがマグネシウムですが、アルミやマグネシウムなど、軽くて、比較的やわらかい素材は、スパイクそのものや、直接スパイクが接する受け台には向かないように思います。研究所のシステムでは、柔らかいあっさりとしたメリハリのない音質になってしまいました。
一方、これらを銅などに重ねて受け台の下側、つまりラックに接する側で使うと、ノイズレベルを下げ、音場の見通しをよくするのに効果的です。 不思議なものです。

スパイクは、ある程度硬度を要求されますので、ほとんど鉄か真ちゅうに決まってしまいますが、受け台の素材はバラエティに富んでいて、試しだすときりがありません。

なかでもダントツにスッキリとノイズが抑えられて、サウンドステージの奥行きが広がるのが、アコースティックリヴァイブのクォーツインシュレーターRIQ-5010です。
 
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CDプレーヤーは、東急ハンズ製真ちゅうスパイク+水晶インシュレーター。 こんなに薄い水晶一枚でこれだけ音が変わるとは、狐につままれたようです。 アコースティックリヴァイブには、いっつも こんなふうにやられます。


天然水晶を使ったと聞くと、なにやら怪しい雰囲気がしますが、素材の減衰特性や共振特性が「制振」にぴったりなんでしょうね。 ただし、4個で50,400円と、いいお値段ですから、おいそれと全部揃えるわけに行かないのが悩みの種であります。



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B&Wのスパイクは真ちゅう+合板で受けます。 白いはさみモノは、音だまり防止の吸音シリコン。おまじない以上に効果的。
 


どのオーディオ機器にもはっきりと効果の現れるスパイクによる制振ですが、たまに「ラックに上に向けてスパイクを置いて、その上に機材を載せるとこんな音になる」、なんて記事を目にします。 
これではまったくの逆効果。 床の振動を全部機材に集める結果になりますから、けしてまねをしてはいけません。





  荻窪生活研究所   sp9.jpg
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スパイク!スパイク!スパイク! <オーディオ研究室> - 荻窪生活研究所 

| http://whilelimitless.com/limitless-pill/is-it-real/ | 2016/12/30 18:40 |

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