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「張り子のライオン」 RCZ報告   <クルマ研究室>

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我が家のプジョーRCZ、足回りのアライメントのセッティングや、ボディのデッドニングなどがひと段落し、信州へ、北陸へと一日1000キロほどドライブが楽しくってしょうがない、絶好調であります。

去年の購入直後にも書いた通り、RCZは、走り屋向けの本気のスポーツカーなんかではなくて、このスペイシーなデザインを308のシャシーで無理やり実現した、「カッコが命ですが、なにか?」なスポーティカーであります。

山道を8割がたのスピードで走る分には、広いトレッドと低い重心で、ハンドル切ったとおりにノーズが入っていき、「充分にスポーツカー」であります。 
一方、タイヤのグリップの限界あたりまで行ってしまうと、残念ながら、まったく普通のFF車、スローイン、ファーストアウト以外の乗り方は出来ません。 ブレーキ残し気味に奥まで突っ込むなんてことしても、悲しいかな、そのまま曲がらないだけです。

リアが普通のトーションビームのリジットで、トーコントロールなどありませんから、アクセルやブレーキによる荷重移動を使って、4輪のサイドフォースを加減しながらコーナリングラインを選んでいくなんてことには、反応してくれません。

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富山・水橋にて、今夜は夏祭り花火大会

308からシャシーの幅を5センチ以上広げたので、ボディははっきりと剛性不足。
235/40R/19なんてヘビーなタイヤでギャップに突き上げられると、ブルンとフロアが震えるし、前後のサスのマウントも容量不足を感じます。 つまり、ばたつくボディと足回りです。
18インチにインチダウンすれば落ち着くんでしょうが、それじゃあ靴下はいてスリッポンをはくようなもの、イロオトコのすることじゃあありません。

高速道路では、フラットな路面であれば十分な巡航性能を持っていますが、ギャップの多い首都圏の高速では、はねてしまって快適とはいえません。 まあ130~140Km/hくらいが快適速度、それ以上ではフラット感も静粛性も夢見るほどではありません。

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稲穂の向こうは立山連峰、「少年時代」そのままです

エンジンは、エンジンオブザイヤー3連覇が納得できる傑作、日常は2000rpmほどですべて事足りて、高速道路を飛ばしてもリッター16Km以上も走ります。 
ただし、最新のダウンサイズ、ローフリクションといえども4気筒は4気筒、3000rpm以上では、6気筒とは別物の安っぽいビートは隠せません。このあたりも150km/hより上での巡航が気持ちよくない原因の一つです。 

 6速ミッションは、リンケージ周りの剛性アップをしたかいもあって、ワイヤーコントロールとは思えない節度感で、コクコクと、コレは絶品です。
このエンジンとミッションの駆動系は、RCZいちばんの美点じゃないでしょうか。 
  
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そしてなにより、RCZは、このデザイン。 これにお金を払うってのがまさにRCZの存在意義、こんなに現実離れした市販車、この先出てくるとは思えないでしょ?  
室内も、さすがのフランスもの、最近の国産車の「浅い」デザインとは別次元の大人のインテリア、「イケナイ」ムード満点です。

まあ、一言で言ってしまうと「張り子のライオン」なRCZなわけですが、それはあくまで限界近くまで追い込んじゃう時の話。 前任のレガシィB4・3.0Rが、7年かけて鼻歌交じりで4輪スライドできるまでに仕上がってたのと比べてるからで、普通の人が普通に運転する範囲では、十分な高性能です。

とはいえ、RCZに乗ってみて、コーナーをきりきり攻めたり、高速道路をリミッター当てて巡航するなんてことがしたいのなら、どうしても4駆かFR、そして4輪独立懸架は「物理的に」必要で、ニュルブルクリンクでセッティングしましたってくらいの、こころざしのあるクルマを選ばなきゃってのも、また実感です。


いやぁ、そういうことを卒業したいから選んだRCZ、ワタシ的には、ドンピシャです。 






    荻窪生活研究所   IMG_0773_201308021138507b4.jpg



 



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