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ザッツ・エンターティンメント!な、由紀さおりさん <音楽研究室>

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由紀さおりさんのワンマンショー、「ドラマチックコンサート2013PANDORA」 は、ライブなんて呼ぶようなお気楽なステージじゃあなくって、まさに練りに練ったエンターティンメントでした。

デビューから44年と聞けば、懐メロ番組で久しぶりに見かける懐かしい歌手の方々が思い浮かびますが、この方は全くの別物、ジャズにボサノバ、シャンソンにもちろん歌謡曲も、第一線で歌い続ける「世界の歌姫」です。

一昨年のピンクマルティニとのコラボで再ブレイクして以来、ボストン、パリ、サンクトペテルブルグと忙しく飛び回る中、デビューからこれまでの自分の人生を、いったん皆さんに見ていただこうと企画したのがこの「PANDORA」とのこと。 

由紀さんの自宅の部屋をしつらえた舞台で、日々の暮らしや、これまでの人生のエピソードを曲に重ねて、しゃべりまくって、歌いまくって、その上イケメンのバレーダンサーを従えて踊りまくります、パジャマ姿でね。
バックバンドは、川口大輔氏率いる、最新のミュージックシーンから選りすぐりの11人のミュージシャン。 3名のストリングスやホーンセッションも加わえて、そりゃゴージャス。

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ヘレン・メリルのおはこ「you'd be so nice to come home to」から、グレンミラーのスタンダードナンバー「ムーンライト・セレナーデ」 。
シャンソンの定番は、「オ・シャンゼリゼ」に、  60年代のブロードウェイミュージカル・スィートチャリティからは「if my friends could see me now」 
これみんなノラ・ジョーンズあたりとかぶるナンバーですね。
ヱビスビールのCMでおなじみの映画第三の男のテーマ「ウィークエンド」 では、軽妙な小芝居を披露したかと思えば、1930年代からのスタンダードナンバー「9月の雨」 では、見事な早変わりも。

もちろん44年分の持ち歌も、しっかり44曲ヒットメドレーで超特急、よく間違えないもんだ。
なつかしい「ナオミの夢」や、ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」はロシアリサイタルバージョンでノリノリ。 カーテンコールは、「スマイル」で締めくくります。

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「夜明けのスキャット」の天使のような美声ばかりにフォーカスされがちですが、それだけだと思ったら大間違いのエンターティナー、なるほどこれなら世界にも通用するはずです。  年齢に関係なく、こんなに奥行きの深いシンガーって今の日本には見当たりません。

休憩をはさんだ約2時間を一人でもたせるパワフルさで、赤坂ACTシアター、6日間8000枚をソルドアウト!!  
ぜひ若い世代にも見てもらいたい本物のプロシンガーです。




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軽井沢・森の朝食 2013   <料理研究室>

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早起きして関越自動車を2時間、梅雨の晴れ間を狙って新緑の軽井沢へ。
森は、ひゃひゃひゃひゃとヒグラシが大合唱。

緑の中でゆっくり楽しむ朝食、今回はシカゴスタイルのブレックファスト&ブランチのシェリダンさん、風越公園から72ゴルフ場へ向かう静かなロケーションです。

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おすすめのパンケーキの中から、今日はドイツスタイルをチョイス。
原宿あたりじゃ、エッグスンにビルズにカフェカイラ、吉祥寺には、なんと全米チェーンのオリジナルパンケーキハウスまでオープンして、まさに2013年パンケーキブーム!! どこも2時間まちは当たり前で、みんなどんだけパンケーキ好き?

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ドイツスタイルパンケーキは、粗挽きの小麦粉がみっちり詰まって、アンチふわふわ。しっかりした粒々の歯ごたえ、かみごたえで、小麦の甘さが楽しめるパンケーキです。

お店ご自慢のオムレツからは、サーモンクリームチーズとチーズ&ベジタブル。
普通のオムレツとは見た目がまるで違うんですが、それもそのはずオーブンで焼くんだそうです。

フランス旅行のNo1人気スポット・モンサンミッシェル名物の、泡立てた卵をふわふわに焼き上げるオムレツにちょっと似ていますが、少し小麦粉も入ってるのかな、あんなに柔らかいだけじゃなくって食べごたえもありますね。

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このサーモンの量にはびっくりしますが、オムレツの軽い食感とあわさって、これペロッと行けちぇうね。
チーズ&ベジタブルのほうは、ナイフを入れるとくずれちゃうくらいにレアな焼き上がりで、こちらはふわふわでトロトロ、いろんな野菜の味が楽しめます。

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一緒に出てくるのは、ポップオーバー、ホノルルのマリポサを思い出すねぇ。 
ストロベリーバターは付いてないけど、かるーい焼き上がりで、おいしゅうございます。

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さて、ゆっくり朝ごはんをいただいた後は、軽井沢の散策に出発。

そうそう、プリンスのアウトレットは、また増築するそうで、イーストとウェストの間の芝生の広場がクローズ中。 
「昔の軽井沢はよかったよねぇ、ふぜいがあってさぁ」なんて愚痴をこぼしてもしょうがありませんけど、そろそろいい加減にしたほうがいいって思うのは、私だけでしょうか?



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カートリッジの針圧のセッティング  <オーディオ研究室>

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レコードの再生は、制振に水平にオーバーハングにインサイドフォースと、とにかく調整する箇所が多くて、アタマが痛いやらうれしいやら、奥が深いことだけは確かです。

いちばんてっとり早くて音質への影響が大きいのが、カートリッジの針圧。 
カートリッジの取説には、推奨針圧2.0g ± 0.3gなんてふうに書いてあり、気の利いたやつならば、適正気温まで書いてありますね。
でも、組合せるプレーヤー、アームで条件は変わってきますから、この範囲なら壊れませんよっていうくらいの意味だと思ってればいいでしょうね。 

「適正針圧はどう決めたらいいんでしょう?」とか、「針圧は重めのほうが安定します」、「レコードの内周では、多めに針圧をかけます」などという話をよく聞きますが、針圧の調整は自分の出したい音質に近づけるための調整で、じつはトーンコントロールに近い調整だと思います。

小数点第2位まで測ることのできるデジタル針圧計を手に入れて実感しましたが、どのカートリッジでも0.1g の違いで出てくる音はしっかり変わりますし、ある針圧を境に0.05g の違いでガラッと音が変わるというケースもあります。 
そのうえ、LPレコードは、各トラックによって最適な針圧はまちまちで、本当に気に入った音を出そうと思えば、トラックごとにいろいろな針圧を試してみるといったことが必要です。 いやはや、何ともめんどくさい・・・・・
何もそこまでというなかれ、ばっちり決まった時に出てくる音は格別で、このレコードはこの程度の録音なんだろうなぁという、それまでのイメージがあっさりひっくり返るなんてことがよくあります。

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軽めの針圧では、微弱な倍音、付帯音、ホールトーンなどをしっかり拾うことができます。 
レコードの溝の表面のほんの細かい毛羽だちにまで、軽いカンチレバーが「動いている」というイメージです。
そうすると、歌手や楽器の音像一つ一つは小ぶりになる反面、CD的に分離が良好に聞こえ、空間が左右にも奥行方向にも広くなり、立体的なサウンドステージとなります。 
ヴォーカルは、輪郭があまくなる一方で、くちびるやブレスの細かいディテールが浮き立ちます。 
音像の色彩やコントラストが少し薄いけれど、高精細に「見える」というイメージです。
許容範囲をこえて軽くしすぎると、ひりつき、ビビりが起きるので限界が分かります。

いっぽう針圧を上げていくと、歌手も楽器も、音像がはっきりくっきりしてきます。
レコードの溝にしっかりと針先が差し込まれて、刻まれている主音の起伏を中心にトレースするイメージで、溝の壁の表面の細かい倍音、付帯音、ホールトーンなどは相対的に感じにくくなっていきます。
細いエンピツで詳細な描写を描いていたのが、2Bのデッサンエンピツに持ち替えてダイナミックに描くんだけれど、肌のきめやうぶげの質感などが省略されるといった方向です。
音像はしっかり前に出てきて、その分、音場の広さ感、見渡し感が後退していきます。
針圧を重くしすぎると、音像が大きく、押し出しが強いだけで、細かいディテールや立体感、音場が見えないダンゴのようにかたまった再生になります。そこが行き過ぎです。
ちなみに、これがアナログらしい分厚いサウンドで好きと言う方もいらっしゃるようです。

解像度とサウンドステージの広さを確保しながら、音像の輪郭とコントラストもくっきりさせたい、そんな折衷ポイントを、このような軽めと重めの間から探しだすのが針圧調整の作業です。 
折衷ポイントは、デジタル針圧計を使って 0.1g づつ変えていけば必ず見つかります。 不思議なもので、アームのウェイト目盛での調整に比べて、明らかに違いが分かりやすいですから、ぜひ一度試してみることをお勧めします。
慣れてくるとパッと聞いて、いまが軽すぎるのか重すぎるのかは、判断できるようになります。

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一般的には、重めの針圧が無難という風潮があって、聴いている音にぴんと来ないと、つい針圧を増やしてしまう癖がついていませんか? 
レコードの内周をびびらぬようにトレースしたいばかりに、どんどん針圧を増やして、ダンゴのように分離の悪い再生になっていることもよくあります。
たとえ最内周のトラックでも、推奨針圧の下限やそれ以下の軽針圧が、はっとするようなトレースを聞かせてくれることもありますから、高精細で立体的な再生をしたければ、イメージにとらわれずにもっと軽めの針圧も試してみるべきだと思います。

そうそう、もし 0.1g じゃ音の変化が分からないというときには、それより先にやらなきゃならない調整が残ってるっていうことだと思います。



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