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トーレンスのターンテーブルシート <オーディオ研究室>

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レコード再生で音を左右するのは、もちろんカートリッジ。 
プレーヤーのアームの違いは、音質っていうよりは、トレース力の違いが大きいように思いますね。 それよりも、レコードプレーヤーの音の違いのミナモトは、ターンテーブル、つまりプラッターの共振の特性です。

カートリッジのダイヤモンド針がレコードの溝をトレースして、そのでこぼこを拾うわけですが、針に引っかかれたレコード盤は、プラッターもろとも悲鳴を上げます。
カートリッジは、この悲鳴をいっしょに拾っていきますが、じゃあ、まったく鳴かないのがよいのかと言うと、それはそれで無味乾燥とした音になってしまいます。 
そんなわけで、綺麗な奥行き感が感じられるような残響を残すために、いろんなものをターンテーブルに重ねてみるわけです。

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ターンテーブルに被せるシート、付属のものの上に重ねるタイプに、取り替えるタイプ、素材もゴム系、金属系、革系、カーボンにセラミックと多彩です。
老舗のトーレンスのプラッターマット PLATTER MAT は、コルクとゴムと革のチップを混ぜ合わせたクラシックなシート。 円形のシートとドーナツ型にレーベル部分の抜けたシートの2枚セットで、それぞれ単体での使用と重ねての使用(ドーナツを上下)、4種類ほどの音を作ることができます。

きつさや荒さ、暴れなどが整理されて落ち着きますが、音場がくもったり、音のエッジが丸くなったりはしません。 主音とその残響音を別々に分離して見せてくれ、全体が静かになってSNが上がるように感じます。
硬質な素材のシートなどにありがちな刺激的な堅い音は出さないので、安心して聞いていられます。

老舗の円熟を感じさせる、リーズナブルなターンテーブルシートだと思います。


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  荻窪生活研究所  
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苦節1年半 プルメリア咲く!   <生活研究室>

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プルメリアと言っても、日本ではなかなか、なじみがありません。 ハワイなどの南国リゾートでレイを作るのに使うあの花、我が家のプルメリアがなんとか滑り込みセーフで花を付けました。

去年の5月、ホノルル空港のワゴンセールで売っていたプルメリアの苗木。 見た目は、25センチほどの巨大なアスパラガス、挿し木で増えるとは言うものの、かちんこちんのただの棒でした。

そのうち、そのただの棒から放射状に巨大な葉が出始めて、かざぐるまみたいに伸びていきますが、初年度は、植えた時期が遅すぎたか、花を付ける前に落葉してしまい、またもとの棒に逆戻り。 
熱帯じゃない日本じゃ、毎年葉が落ちて冬眠するから、くきばっかりが伸びていき、ちょっとグロテスクで、恐竜時代っぽくもあります。

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今年は、あの猛暑もあってイイ調子で伸びていましたが、植えた時期から体内時計が遅れてしまったのか、花芽が付いたのがもう秋のころ、やっとこぎりぎり室内で開花にこぎつけました。

肉厚な可憐な花の花言葉は「気品」、優雅な香りが部屋に漂います。
買った時のパッケージには、ピンクと書いてあったのに、これはどう見ても黄色。 まあ、ハワイだからそんなもんでしょ。

苦節1年半かけて咲いてくれたプルメリア。 何かいいことがありそうだ。


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おもちが美味しく焼けるトースター <料理研究室>

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パンやおもちが美味しく焼けるトースター、実はありそうでなかなかありません。

電子レンジ一体型や、スチームオーブン一体型が流行りですが、食パン一枚、切りもち一切れをこんがり焦げ目付きで焼こうとすると、まったくお手上げ。 そういう器具じゃあないんですね、そもそも。

しかし、家電店のトースター売り場は、さみしい有り様で2~5000円程度の中国製のブリキ細工みたいなトースターしか並んでいません。 美的センスゼロ。
その上、安全面から強力なサーモスタットが入っているので、パンも餅も焦げない!
最初はまだしも、2枚目、2回目で庫内が熱い状態からでは、いつまでたっても焦げやしません。 しかも、一年も使うとその傾向はどんどん進行して、いらいらがつのります。

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お正月を控えて、なんとしても、こんがり焦げ目のついたお餅でお雑煮を食べるため、新調したトースターは、サンヨーSK-WQ31。 やはりネットで7500円ほどの翌日配達。

いままでマイコン制御のトースターなんて信用できないと、シンプルな温度設定のモデルばかりを買い替えてきましたが、これは賢い。
トースト、冷凍トースト、お餅、冷凍ピザは枚数を指定してスタートボタンを押すだけで理想の焦げあがり。 そのうえ焦げ具合を薄めから、濃いめまでノブで設定までできます。 すばらしい。
U字型のヒーターやディンプル加工の内壁など効率アップの工夫もしっかり。

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これで焼いたお餅の美味しさは衝撃的です。 そとがわはさっくりパリッと焦げていて、内側はビックリするほどふわふわに柔らかい。 味も甘みが増したよう。 こんなに違うもんか、マイコン恐るべし!
トーストのさくっとした焼きあがりも別次元だし、難易度の高い冷凍トーストもマイコン任せでとても冷凍とは思えない。

よく見りゃ見栄えは、ブリキ細工組に近いんですが、ここまで美味しけりゃ文句言いません。 ヘンに気取ったデザイナー家電なんか買うよりも、正月控えて、美味しくお餅の焼けるトースター、お勧めです。


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美音なフォノケーブル   <オーディオ研究室>

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すっかりオタク文化の聖地と化した秋葉原、オーディオショップも数えるほどしか残ってませんね。 高校時代の初めてのコンポオーディオ購入、トミヒサムセンの地下試聴室で、エラックの455なんていうカートリッジを選んでもらった昔がなつかしいです。

そんな秋葉原も、ガード下だけはディープな部品屋が並ぶ昔ながらの雰囲気。 御徒町寄りの細い通路に店を構える平方電気は、オールドファンにおなじみのケーブル屋です。

USAベルデンやドイツ・ノイマンなど、レコーディングのプロユース系のケーブルを中心に、ウエスタン方面のレアケーブルなんかも隠してあるらしい。

アナログサウンドに一方ならぬポリシーを持つオヤジさんが、40年間厳選した線材と、スイッチクラフトなどの特注金メッキプラグ、各種ハンダ材などこだわりのパーツを使って、要望どうりのケーブルをその場で製作してくれます。 最近の素材では、AETの品物がいいが、昔のAETの方が、もっと良かったね、雑誌に書いてある記事なんてみんなでたらめだよ、なんて楽しい話も飛び出します。
 
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今回見立ててもらったフォノケーブルは、ベルデンの81553というパラレル線をテフロンシールドで覆ったRCA-RCAプラグ仕様、もちろんアース線付き。

これはゴージャスでつややかで艶っぽい! 彫りが深くて奥行き十分、けしてルーズなわけではなく解像度は良いのだが、きついところは皆無。 ああ~アナログのリッチな音だよなぁって音、7Nや8N、PCOCCといったハイテク素材とは、別の世界が広がります。
分析してしまえば、付帯音が豊かにつくことで、音につやっぽさが出て、ステージの暗さや奥行き感が強調されるということで、その分、顕微鏡的な細部の解像度は今どきのケーブルとは聴こえ方が違います。 いえ、出てないんじゃあなくって強調する部分が違うってことです。

でも不思議なもので、あまりハイファイではない録音の古いレコードは、これに限ります。
セッティングなんかに眉をひきつらせて疲れた晩に、ゆったり気持ちをリセットするには最適。

ところで、同じRCAケーブルも、フォノ用に使うのと、CDプレーヤーをつなぐのに使うのじゃあ音の傾向がずいぶん違います。 そりゃ通るアンペアの桁が違うっちゃア違うんですが、オーディオは、不可解です。 



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マグネシウムのスタビライザー <オーディオ研究室>

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レコード再生は、カートリッジはもちろんですが、ターンテーブルのシートとスタビライザーで、音はいくらでも変わります。

針先のダイヤモンドがレコード盤のギザギザの溝をひっかいて回ってるわけですから、針も振動しますが、レコード盤も鳴くのは当然。 カートリッジは、溝の信号とレコード板の震えの両方を拾っているわけです。

サンシャイン(旧ABA)のMAS-reference リファレンスは、フォステックスのスピーカーなどで最近話題の、マグネシウム製のスタビライザー。
振動伝達速度が速く、減衰率が高い素材としてカーボンと共に注目されています。

250gとスタビにしては軽量で、だいじょぶか? と置いてみた第一印象は、「あれ?ずいぶん静かになっちゃったな」ってカンジ。 
音の数が整理されて、見晴らしが良くなって、音量が少し下がるような印象。 半面、密度感が下がったようで、ちょっと物足りなさも。 

しばらく聞いて、う~んどうなんだろとはずしてみてビックリ。 
やかましい!
同じディスクとは思えないほど、きんきんぎらぎら、中高音の余計な響きが耳につく、こんな音で聞いてたのか。  もう一度、乗せてみると、すっと静かになって余計なノイズが消えたよう。 

確かに解像度が上がったように、ステージの見通しが広がり、曲のテンポが遅くなったように感じます。  落ち着くイメージですね。
ただし、レコードによっては、落ち着きすぎる場合もあるので、オールマイティとは言い難いというのが正直なところ。 
 
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実はいままで、手当たり次第に、ありとあらゆる素材を乗っけてみたんですが、たいていキンキンするか曇ってしまうかのどちらか。 マグネシウム恐るべしです。

こぶし大のマグネシウムが19000円、クルマのマグホイール一本でいくつ作れんだろ、なんて考える貧乏性な所長です。
しかし、マグといいカーボンといい高すぎないかぁ? カーボンボロン・コンポジットの最新釣り竿だって3万円もだせば買えるのに、ただのターンテーブルシートが4~5万円とは・・・・



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100周年記念カートリッジDL-A100 <オーディオ研究室>

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アナログプレーヤーDP-A100についてきたのが、これまた100周年記念のカートリッジ、DL-A100。
オーディオマニアなら、かならず一度は使ったことのあるDL-103のスぺシャルです。

「開発当時の性能出しを実現した、エンジニアリング・モデルを再現し、最新のチューニングでお楽しみいただけるアニバーサリーモデル」とうたわれてるんですが、分かったような分からないような、 要するに高性能ってこと?

おおざっぱな音は、まさしくDL-103そのもの。 しっかりと安定していて、安心して聴ける落ち着いた音、一応全部拾ってはいますってイメージのトレース力、アナログカートリッジの標準そのものって音ですね。

ノーマルとDP-A100の違いは、分解能がいまどき風に細かくなっていること。 楽器ごとの分離には一日の長があります。 音がだんごになりませんね。 
高音にきらびやかさを持っていてスピーカーの存在を忘れるような音離れの良さがあります。
まあ、とっかえひっかえして分かる程度で、要するに高精細な103です。

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まだ十分なエージングができていないので、実力はこんなもんじゃあないと思いますが、このカートリッジ、針圧で相当、音が変わります。 
標準が2.5gですが、2.0gで解像度、定位とも最高になります。 トレース、情報量もぎりぎりで、この辺がいまのベスト。 
重くしていくと押し出しは強くなって行きますが、だんだんだんごになって行きます。 まあ、シートなどとの兼ね合いもありますね。

その昔、友達同士で、誰の103が一番イイ音かなんて競争した世代としては、メーカースペシャルの一番イイ103ってのも、それはそれでうれしいもんです。 
でも、正直50,000円というノーマルの倍近い値段は、どうでしょう? 魅力的なカートリッジ結構ありますからねぇ。



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黄金のセヴンティズなレコードプレーヤー <オーディオ研究室>

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「デンオン」時代のフォノモーターの最高峰と同じ型番にぐらっと来てしまい、デノンの100周年記念レコードプレーヤー、DP-A100がやって来た。

いくら限定とはいえ、そうは売れないだろうとたかをくくっていたら、秋葉原あたりのオーディオショップでは、早々に完売でびっくり! 
焦ってネットで北海道のお店を見つけてお買い上げ、東京じゃあ、定価販売もあったようですが、地方は普通のデノン価格でほっとしました。

このプレーヤー、早い話がDP-1300MkⅡのボディが豪華なヤツです。 モーターもアームもほぼおんなじ、アームのマウントの高さがDL-103用に下げられているくらいでしょうか。
分厚いボディの塗装は漆黒のうるしのように見えるダークブラウン、豪華です。 RCAの出力端子や交換式の電源ケーブルなど作りはさすが、しっかりしています。

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実はこれ、モーターもアームもテクニクスの傑作SL-1200系の改良型、そう聞くとちょっとがっかりですが、かれこれ40年近くも作ってるだけあって、総合性能は、いまどきのカッコイイ舶来モノには負けませんね。
 

モーターは起動も停止もまさに瞬時、放送局で針乗せてスタートボタン押すって使い方、やってましたねぇ、懐かしい。 
回転もウルトラスムーズ、止まってるみたい。 プラッターは裏側全部に、制振が貼ってあるし、ゴム製のターンテーブルシートも分厚い重量のあるものが乗っていて、思った以上に相当音決めされています。

見た目が残念なアームですが、意外に高感度。 高さ調整やら操作が楽だし、なによりマウントがしっかりしています。 
ちょっと残念なのは、薄すぎるアクリルカバー、これはなんとかしないと鳴きまくりですな。
 
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出てくる音は、安定感が抜群。 まだポンと置いただけなので解像度などは、サエク+ビクターTT81にかないませんが、位相がピシっと合ったように、重心低く左右に広がる音場が魅力です。 

ボディにしっかり手を置いて、カートリッジをレコードに下ろしやすいし、インシュレーターを回して水平を出したりと、操作性が70年代そのまま。 プレーヤーは、こうでなくっちゃとジジイは大喜び。

この性能レベル、アナログの黄金期なら、10万円ちょっとのクラスでしょうが、時代ですからしょうがない。 だいたい、この先、もう作んないでしょこんなプロダクツ。 
ケーブルやシート、スタビライザーなどで、いまどき風の高精細な音にも追い込めそうなクラシックプレーヤー、良い買い物だったと思います。


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